ほどよく生きる

紛れもなく わたしの日常

身近な人の精神科入院で気づいたこと

近しい人(家族ではない)が訳あって精神科に入院しているのだが、その中で当たり前だけど忘れてしまってたことがあって、忘れないうちに書き留めておこうと思う。

その前に、その人が入院している病棟の状況を少し書こう。

一般病棟と違う部分があるから。

 

・病棟内で面会する場合は、面会室内で会うことになる。入院している部屋には家族でないので入れない。

・外出時間は2時間だが、その間に戻れば病院の外にも自由に行くことができる。

・病棟には鍵がかかっており、出入りする際には一回ごとにスタッフの方に開けてもらう。

・病棟内への携帯電話の持ち込みが禁止だが、公衆電話は使える。

・私が相手と話したい場合、病院にかけ→ナースステーションの電話に繋いでもらい→本人がその電話に出る形を取れば話せる。

 

※ 同じ精神科でも、病院や治療状況(慢性期とか急性期とか)でも違うので、あくまでもこれは私の知人の場合。

 

入院して数ヶ月、これらのことを理解しながら面会や通話をしてきたけど、

時間や場所(公衆電話だと残り度数の関係も)の制限があるため、どこか落ち着いて話せず、

それに加えて、周りのスタッフさんに迷惑かけないようにとか、具合が悪そうな相手を目の前にして自分がしっかりしなきゃとか思ってしまって、

いつの間にか自分の弱みを見せれなくなっていた。

電話も最低限必要なことしか話さなくなっていたし、面会でも毅然と振る舞おうとしてしまってました。

無意識ではなかったけど。

 

大変前置きが長くなってしまいましたが、私は、

『相手に弱みを見せていいということを』

『相手に甘えてもいいということを』

忘れてしまってたんですね。

 

で、最近疲れが溜まって体調が優れなくなった時に、そのことに気づきました。

そういや、入院してから全然甘えてないじゃんと。

 

もちろん相手の状態にはよりますが、『甘えてはいけない』とか、『しっかりしなきゃいけない』

なんて決まりはどこにもないわけでして、すぐに行動に移せなくても、それに気づいただけで大分楽になりました。

 

あと、これは精神科に限らずですが、

病院での治療方針など、基本的に家族でないと聞くことができないものがあります。

病気について学ぶ、家族教室も家族しか参加できません。

家族でない私が利用できるツールがないなぁと思っていた時に、気づいたことがひとう。

相談は、家族でなくてもできるよねと。

結果、病院の相談室に連絡し、医療ソーシャルワーカーの方と話すことができました。

もちろん、私が家族でないことには変わりないので、話せる内容に限りはありましたが、それでも状況が整理できて助かりました。

自分も相談員という仕事をしていながら、相談室を利用していいということを忘れていた私。

①相談室という場を知り

②実際に利用するためにアクションを起こす

ことのハードルの高さを感じました。

相談室がどんな感じか知っていながら、数ヶ月も気づかなかった私。

一般の方が相談することのハードルは、もっと高いのではないかと思うと、なんだか相談援助職として心苦しくなってしまいました。

もっと気軽に相談できるようになるといいな。

 

思いのほか長文になってしまった。

おやすみなさい。