ほどよく生きる

紛れもなく わたしの日常

欲しいものは、損得とは別

自転車で何気なく行ったドラッグストアでちょっと面白いことが起きた。

入り口に『〇〇円以上お買い上げで抽選やってます』みたいなポスターが貼ってあって、景品も『一等〇〇、二等〇〇、三等〇〇…』みたいな感じで書いてあって。

買おうと思ってものの金額的にくじ引けるなぁとは思ったけど、そこまで気にも止めず目的の売り場に直行。

で、お会計してくじ引きしたら、何気なく引いた紙が『一等』だった。

 

盛り上がる店員さん、一等引いたものの、一等の景品がなんだったか覚えてない私。

景品が栄養ドリンクであることを教えてもらい、一箱(10本)を想像して景品置き場に向かった私。

そこに置いてあったのは、『ドーンと1ケース(50本)』の栄養ドリンクであった。

店員さん「お車ですか?」

私「いいえ、自転車です。」

店員さん「自転車ですか…うーん、持ち帰るの難しいですよね?」

私「そうですね。ちょっと無理ですね。」

車で別日に取りにきませんか?とか、いろいろ景品を受け取る方法を考えてくださったのだが、わざわざ取りに来るほどのエネルギーがない私。

私「もう一度引き直して別の景品でいいです。」

店員さん「それだと景品の金額的に損しちゃうのでそれはちょっと。」

他の店員さん達とも話し合ってどうすればいいか考えてくれる店員さん。

結果、「二等以下の景品でどれでも好きなの選んでいいですよ。」と、言ってくれた。

景品には電気ケトルや加湿器もあってちょっと悩んだけど、一番使う『洗剤とスポンジとラップのセット』を選んだ。

金額的には他のもの選んだ方が得だと思うけど、「欲しいもの=得するもの」ではないんだよなぁ。(そもそも景品という時点でどれをもらっても得してるとも考えられる)。

 

一等引いたけど、結果的に景品の中で一番欲しかった洗剤セットが手に入って満足。(一等引いたのは引いたので嬉しかったしね。その後もなんだかいい気分でした。)

欲しいものと損得って別なんだなぁと、変な欲出してあんまり使わないものもらってこなくてよかったなぁと思った出来事でした。

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