うつ状態からくる不調があると、普段何気なく(意識しなくても)できてることが重労働に感じ、一挙手一投足に分解されて見えてくる。
細かい動作のひとつでさえ疲れるし、一動作しただけで十分やった感でいっぱい。
疲れるのは、もちろん身体を動かすからっていうのもあるんだけど、身体を動かす前段階の「集中して視覚で捉えて判断したり」「身体の感覚に意識を向けて、どう動かすか考えたり」することにすごく疲れる。
だから、その段階で挫折しそうな時は、身体のだるさがそこまでじゃなくてもスムーズに動けない。つらい。
集中して見なくてもいいタオルたたみとかはいけるけど(ちょっとズレても問題ないし)、料理はキツい(包丁とか使うのに集中力いるし、段取り考えるのもつらい)。
視覚的な部分で集中するのがつらい時はテレビを観るのも厳しい。音だけだったら聴けたりするけど。
調子いい時は無意識のうちに集中できてるから気にならないことが、いちいち「集中するぞ!」と思ってスイッチ入れて、スイッチ入れること自体にものすごくエネルギー消耗するから倍で疲れる。
そして身体は緊張状態になってしまうからガチガチに凝る。
不調の時はできるだけぼーっとしてるのが一番いいんだと思う。