ほどよく生きる

紛れもなく わたしの日常

虫に癒される

先日薬を飲み忘れたためか(←朝食後薬を飲み忘れたことに夜まで気づかなかった)めまいみたいな感じで珍しく起き上がれないくらい体調悪くなり、それに引きずられて気分も落ち込み。

不安も強くて横になってても落ち着かず(目を開いてると辛いけど、眠いわけじゃないから眠れなくて)、

「あ゛ーーーーー」

ってなってた時にふと窓の外を見たら虫がとまっていて。

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なんか、「生きてる」と思った。

表情なんてわからないし、必死にしがみついてるかどうかもわからないけど、単純にそう思った。

そして、その時不安から離れられた。

 

(そもそも虫が苦手な人にとっては気持ち悪いだけかもしれないし)人によるとは思うんだけど、私の場合はどん底に疲れてる時に何度か虫に癒されたことがあって。

疲弊してる時に犬とか猫とか見ると、表情とか反応とかいろんな情報が入ってきて疲れちゃうんだけど、

虫だと余計なもの抜きに生命力を感じられる気がして。

外とかで見かけるとふと足を止めてしまうのです。(部屋の中に入ってこられたら別だし、苦手な昆虫もいるけど、見てる分には基本好き)。

 

調子戻ってきて「そういえば伊藤若冲の作品にも虫の絵があったなぁ」と思って、たまたま持ってた本を引っ張り出してみたらタイトルがこれで

伊藤若冲「池辺群虫図」より 生きてる

伊藤若冲「池辺群虫図」より 生きてる

  • 発売日: 2009/10/20
  • メディア: 単行本
 

なんだかご縁を感じた。

今日はこの本を見ながらココアを飲んで癒されよう。