様々な職種の国家試験の話題を目にする今日この頃。「そういえば社会福祉士の国家試験っていつだろう」と思って調べたら明日だった。
そんなわけで?、今日は私が社会福祉士の試験を受験した時の勉強スタイル（勉強法ではない）について振り返ってみたいと思う。（幸い一発で合格。よかった。）
【試験の約2ヶ月前】
自分が受験した年は国家試験が1月半ば頃だったと思う。そして、自分が通っていた学校の模試が11月にあった。それまで私は全然勉強していなかった。
模試の会場に会いに来てくれた友人と食事をしながら、「試験大丈夫そう？」と聞かれて「まだ勉強してないからわかんない」みたいなことを答えながら、そろそろ勉強始めようと思ったのでした。
【勉強開始】
「さて、勉強始めるか」と思ったけれど、うつで体調がよいとは言えない私。どう考えても根を詰めて勉強したら体調を崩すし、そうなったら試験さえ受けに行けなくなる可能性がある。
そこで、自分なりのルールを決めた。
①疲れたらすぐにやめる
②「1日何ページやる」などの目標を決めない
③座位を保つのは体力を使うので、ゴロゴロ横になりながら勉強していい
これなら体調を崩さず細く長く?試験当日まで勉強できると考えた。
洗濯物たたみながら問題集眺めたり（洗い場の目線の高さにコピーした年表を貼って）洗い物しながら眺めたりしながら勉強したこともあったけど、基本的にゴロゴロしながら勉強。
使用したのは、一問一答の問題集（問題を解きながら頭に入れるのが手っ取り早いと考えたため）。あと、一冊に専門科目も（精神保健福祉士との）共通科目もまとまっているワークブックを参考書として使用。ノートにまとめるのが苦手中の苦手なので、アンダーラインを引きながら覚えた。ほとんど書かないから横になりながらでも支障はなかった。たまに自習室も利用したけどあまり集中できなかったと思う。でも、12月ぐらいには座位を保てる時間が少し長くなったから、座る練習としては自習室を使ってよかったと思う。
【試験2週間前】
よく、問題集は2〜3周解いた方がいいと聞くが、マイペースに勉強を続けた結果、まだ1周もできていなかった。
そんな中、既に社会福祉士の資格を持つ友人と通話して、おすすめの問題集を教えてもらう。模擬問題集という試験本番を意識した、マーク形式の問題集。これを自分の力試しに試験1週間前に解いてみようと決める。
【試験1週間前】
模擬問題集は3回分あって、その1回分を解いてみる。結果、合格基準に10点ぐらい足りない。でも、楽観的だった。「これだけ勉強してこなかったんだから、伸びしろはあるはず。10点ぐらい上がるだろう。」と思い、暗記科目で点数が稼げそうなところを重点的に勉強する。
あと、模擬問題集自体が試験範囲がよく網羅されてて勉強になったので、一問一答問題集をやり切ることは諦めて、模擬問題集の答えを覚えることにシフトする。
ただ、やっぱり疲れると休むし睡眠時間を削る体力もないので、マイペースにやった結果、模擬問題集も最後まで終わらなかった。
【試験当日】
行きの電車の中で模擬問題集に目を通しながら「あぁ、結局一周も終わらなかったなぁ」と。でも、「まあ、できる範囲で勉強はやってきたし、あとは受けるのみ」と思う。
余裕を持って出たためか、受験する教室には一番乗り。「一番乗りだからなんか受かりそう」と思う。
【試験本番】
ペース配分とかは考えず、とりあえず解く。迷ったやつは飛ばして解いていけば時間内には終わる。終わったら迷ったところに戻って、とりあえず回答を選択してマークする。マークミスがないか見直しする。
あとは「やれることはやったし、もうどうにでな〜れ！」と思う。
こんな感じで国家試験を終了し、翌日あたりに学校が出した回答と照らし合わせて自己採点。合格点を超えててひとまずほっとし、合格発表でもちゃんと合格してたのでした。
多分、あんまり参考にはならない勉強スタイルだし、2ヶ月前とかよりもっと早く勉強始めるに越したことはないと思うんだけど、一応その時自分ができるベストは尽くしていたのかなぁと思う受験経験でした。
試験は基本、できることをできる範囲でやって、あとは「どうにでもな〜れ！」と天に投げる感じです。
キャパシティが小さいのでどうしたってこれ以上頑張りようがないのと、中学の時に一度小テストで0点取ってから点数に執着がなくなったのとで、割と気楽で。（そういう意味では0点取ってよかった。）
で、気楽だからこそ（必要以上に緊張することなく）自分が本来持つ力は一応出せたのかなと思うのです。
以上、振り返りでした。
明日の試験で、受験生の皆さんが本来の力を発揮できますように。
